「馬」

・うさぎちゃんと浜辺を走り回りて～
・なんか車に乗っている犬が吠えてるな
・あれ？
B-san's Radioって25回…
違うな23．5回だな
・向こうからドラム缶が来たしかも人が入ってる

ほりぃ
「最凶の覚醒により、地軸がずれ、巨大なタイフーンが世界を覆った！」

ヤミ太郎
「流石に八話連続はキツい」

『僕は拉致られた
突然の出来事だった
僕はいつものように
逆立ちしながらポケットの
ビスケットを食べていたら
いきなり男二人に無理矢理
車に乗せられて身動きがとれないようにされた
やつらの奴らの狙いは
僕の主人が持っている
クリスタルプリティーストロベリーだ
はっきり言って僕には
何に使うものか全く知らない
ドライバーの真っ赤なダボダボの
オフスプリングTシャツを着た奴は
「あれがあれば卒業なんてちょろいぜ」と
どうやら何かを卒業できるらしい
それが童貞を卒業するのか
それとも大学を卒業するのかは
分からない
さらにそいつは話を続ける
「お前信じてないだろ
マジだからな
あれあったら童貞も大学も卒業できるからな」
どちらもだった
僕はそいつの童貞卒業だけは阻止しようと心に誓った
さっきから奴らにバレないよう
尻尾を動かしているが
全く動けない
奴らは音楽…いや
ラジオを聴き始めた
白たぬきだ
助手席に座ってるやつ奴が
「お前この回、何回聴いてんだよ」
どうやら神回らしい
「ウエストゲートパークまで暇だろ」
できれば僕はB-san's Radioが聴きたかった
でも神回だから仕方ないと思った
僕もこの回は好きだから

今回はここまでまた写真アテレコで
犬の画像があれば続く
もうないだろう
長文でうさぎちゃんが嫌がるだろう
それでは「僕は拉致られた」　第一話でした』

「そろそろピーク過ぎるよ」